“わが愛”と夫に呼ばれた女
30代からの先が見えない不安な婚活を卒業して
自分らしい愛とキャリアの幸せなマリアージュを!
札幌で婚活・キャリアカウンセリングをしている
ワークラブバランス・コンサルタント ゆたりかです。
みなさま、のんびり日曜日をお過ごしでしょうか?
今週末は、遠距離の彼氏が滞在中でラブに満ちているのですが
資格試験で出かけたこのスキに!とサクサク更新しております 😉
普段、なかなか一緒にいる時間がとれないので
まとめて一気に色々なことを確認したり
家事を仕込んだり(笑)する機会でもあります。
私はこんな風に現実的に考えているのですが
LOVE脳男子の彼は、はるかにロマンティックで
私と一緒に時を過ごすことに価値を置いています。
ぽわーんとしてます…←癒される♡
こうありたい!と狙っていた理想とは違う感じなのですが
これはこれでいいものだなぁと。
どうも、昔から理想主義が強過ぎるんでしょうね(^^;)
自己紹介にも書いたとおり、私の理想の夫婦像は
カメラマンの荒木経惟さんご夫妻。
天才・アラーキーが
「物想いに沈んでいる表情が良い」と奥様を見初めて始まった恋は
「わが愛」陽子さんが42歳の若さで亡くなる最期まで続きます。
ご夫妻がいかに幸せな日常生活を送り、
時に起きるアクシデントをいかに乗り越えたのかは
陽子さんのエッセイに実にイキイキと描写されています。
そして、挿入されているアラーキーの写真がまたとても素敵
文章にも写真にも、お互いへの愛情がたくさん詰まっていますね。
竹村直人監督もご夫妻のエピソードに惚れ込み、映画にもなっています。
私は学生時代にたまたまアラーキーご夫妻を知ってから
写真展にも数度足を運び、今も憧れています。
お互いに自立し、のびのびしつつ楽しい結婚生活が窺えますが
「普通」「一般的」を、若干はみ出しているおふたり。
共に生きながら個を尊重する、その意味を考えさせられます。
本当に、ご夫妻は気の合うパートナーだったのだと!
何度読んでも
陽子さんの魅力がハンパ無い…
映画では中山美穂が演じてましたが、ご本人は美女ではない。
物事の受け止め方、考え方、処し方が素晴らしいので
女子力を考える上で、彼女のエッセイは参考になると思います。
男性のニーズを満たす…
超・イイオンナです。
おおらか+菩薩+小悪魔+時々はみ出る、みたいな絶妙感。
(女子はout of controlな部分、絶対に必要ですからね♡)
ちょっと淫蕩な面も窺えるのが…また、たまらないかと!
さすが、百戦錬磨のアラーキーを射止めただけあります。
射止めた後の生活を幸せに過ごすほうが、さらに難しいのに
これですから…本当にすごいなぁ!
また、陽子さんはいわゆる働く奥様ではなかったのですが
世界的に名高いご主人と対等の在り方をされていて
専業主婦の方の立ち位置としても理想的じゃないかしら。
陽子さんは急逝されたので、遺されたアラーキーは
とても辛かったと想います…
とはいえ
女性の立場からみると、ちょっと羨ましいというか
死してなおも、ここまで夫に想い想われる奥様って、
一体世界で何人いるんでしょう?
そう感じざるを得ないのでした。
ご夫妻の共著の中でも、特にお勧めなのが以下の二冊。