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こんな婚活はイヤだ!

30代からの先が見えない不安な婚活を卒業して
自分らしい愛とキャリアの幸せなマリアージュを!
札幌で婚活・キャリアカウンセリングをしている
ワークラブバランス・コンサルタント ゆたりかです。

みなさんは、映画はお好きですか?
私はジブリアニメから、ミニシアター系まで守備範囲が広め。
映画館で観るのが好きなので、年に8回位はいくでしょうか。
そういえば
映画デートって、けっこうする機会が多いと思うんですが
今回ご紹介するのは、一緒に観る人をかなり選ぶ作品です。

今年のカンヌ映画祭で審査員賞を受賞した「ロブスター」
さすが、観た後に呆然とするすごい映画だった‥‥

前半は「婚活・バトルロワイヤル」
後半は「安部公房+谷崎潤一郎」

札幌で30代女性を中心に婚活・キャリアカウンセリングをしています

どういう話かというと‥‥
舞台は、近未来のヨーロッパっぽい某所。
そこでは、「街」に住めるのはカップルのみ。
独身者は、強制的に婚活ホテルに収監され、死ぬ気で婚活をした後
パートナーが見つからなければ、動物に変えられ「森」に放たれる。
※変容すると魂はなくなるらしいので、人としての死を意味します。

つまり「死にたくなければ結婚しろ」(((( ;゚д゚)))

この「森」には、動物以外にもホテルを脱走した独身者が潜伏してて
45日間婚活中の男女が、潜伏している独身者を狩る。

麻酔銃で独身者を捕獲した婚活者には、
1人につき1日の猶予期間が与えられるというシュールな世界。

 

ヤバい‥‥

私、間違いなく動物に変えられるではないか(笑)!

でね、あまりのキテレツ設定に
なんでこーなんの?と考えながら観ていたら
どうやら「愛」を描こうとしているらしいと思い当たる。

主人公のデヴィッド(40歳)は、好きでも無い女性との恐怖の結婚に
耐えられず、森に潜伏してる独身者のコミュニティに入るのね。
そこは、独り者には安息の地と思いきや!

「リア充禁止」「恋愛=死」

「非モテを人間扱いしない社会をぶっ潰す!」

これまた、極端に反動的なの‥‥

しかし、そんな状況下で主人公は本当の恋に落ちてしまう。
ろぶらぶ
禁じられているからこそ
二人のコミュニケーションはどんどん純化していって
四十路とは思えないほどピュアではないか!!

そして、罰せられることになる二人は
それでも恋を貫こうとする‥‥
こういうとロマンティックだけど、映像はあくまでシュールで
ラストも、観客に委ねられるから、想像するしか無い。

管理下に置かれた状況では
いくら「その生き方が正しい」「幸福」だと説かれても
どうしても結婚へ心が動かないデヴィッドなのに
いざ、本気で好きな女性に出会ったら、
死ななくてはならないほどのタブーになってしまうという‥‥
この不条理さったら、ないわよね。

私の感想としては

結婚が国家戦略に組み込まれたら怖いなー。
子供を産み育てることだけを切り取ったら、
モロに国家の利益に直結だものね。
(ちなみに、映画では同性婚も認められてるので「育てる」機能が必要らしい)

あとは

本当に愛する人と
人生を共にする覚悟があるか?ってこと。

「ロブスター」は、デヴィッドがなりたいと希望する生き物なの。
ほぼ、不老不死。
ひとりで、誰にも気づかれず120年の時を重ねて海の底にいたい。

当初、彼が選ぶ人生の比喩だと思う。

一方の独身コミュニティでは、
リーダーがいつも

自分の墓は自分で掘れ!
死んだ後に誰かが土をかけてくれると思うな。
犬に食われて迷惑をかける前に落とし前をつけろ」ってゲキを飛ばすの。

つまりは
一人でずっと生きることは自由で気楽な分、
一緒に生きる人も
自分の死を看取る人もいないってこと。

いろいろ考えさせられました。
ひとりで気楽に生きる独身生活も楽しいし(←自由が楽しいのよね)
ひとりで死ぬのも寂しくてイヤ。
恥ずかしながらまだ、この狭間で漂っている気がする‥‥。
しかるべき時に、ちゃんと決断できますように。

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