東京タラレバ娘に動悸が止まらない(2)
30代からの先が見えない不安な婚活を卒業して
自分らしい愛とキャリアの幸せなマリアージュを!
札幌で婚活・キャリアカウンセリングをしている
ワークラブバランス・コンサルタント ゆたりかです。
引き続き「東京タラレバ娘」について…
このマンガで特徴的で面白いと感じるのは
ヒロインの倫子に謙虚さがまるでないところ。
自分が男性に提供できる価値を知りもしなければ
伸ばしていく姿勢もなければ
そのための努力も行動もしていません。
そういえば彼女、男性にウケようとして
ソニアリキエル(もどき)の胸チラワンピを購入したり
エステにお金をかけたりはしてました!
しかし、このこともすべて、相手不在です。
男性に選ばれるには何をするべきなのか?という視点ですら
自分のことしか考えていないので見事にズレています。
彼女達はあくまでも女性の目線で判断しているため
ああなっちゃう。
そのズレが、ギャグになってて面白いともいえるのですが
こんなていたらくでは
「いい男がいない」のは当たり前!
※タラレバ娘たちのまわりには、です。
わーん!
ごめんなさいごめんなさいごめんなさい!!
これはまさに、
「本気出せば嫁にいける@白昼夢」を見てた
かつての私。イタタタタタ……
そんな、イタすぎる過去をまざまざと思い起こさせる
実に胸をえぐられる話だった…
いやーこわいわー(´д`、)
ホント、解脱できたことに感謝しなくては…
いつまでも20代の若い時代のまま止まっていて
現実を見ようとせず、思考停止している
タラレバ娘達みたいな女性はたくさんいるはず。
なんでまたこうなっちゃうのかというと
「どこか受け身なんだけど、選ぶ権利は自分にある」
「いい(と自分が思う)男を選びさえすれば
あとは頑張ればゲットできる」
って、信じてるからなんですよね。
たとえば、回転寿司みたいに
レーンに好みの条件の結婚相手が回って来れば…
香が、そう妄想するシーンはとても象徴的です。
「相手にも選ぶ権利がある」とは、ほぼ考えていない。
でも、自分の努力がダイレクトに報われる仕事や勉強とは違って、
結婚は、男性に選ばれる女性にならないと不可能です!
まずは男性に選ばれるようになる。
その過程を経て、ようやく選ぶ側にいけるのです。
それには相手のニーズを的確に捉えている必要があります。
この、相手不在の部分がタラレバ娘たちの盲点です。
恋愛感情なくても、付き合うまでいかなくても
まずは誘われたら、デートしてみたらいいのになー。
そうやって、少しずつ段階踏んでいけば道も拓けるのに!
タラレバ娘たち…結婚結婚と鼻息を荒くする前に、
まずは狙った異性とお付き合いできるようになるのが先だ!
婚活は、一足飛びにはいけない。
踏むべき段階がありますからね。