30代独身女子は一気読み厳禁「東京タラレバ娘」(1)
30代からの先が見えない不安な婚活を卒業して
自分らしい愛とキャリアの幸せなマリアージュを!
札幌で婚活・キャリアカウンセリングをしている
ワークラブバランス・コンサルタント ゆたりかです。
それにしても今年の札幌は雪が少ないです。
こんな調子で来月の雪祭りは大丈夫なのかしら??
さて、今週末は学びのために久々に上京します。
…ということで!!
いつか取り上げると言っていた東村アキコさんの
「東京タラレバ娘」です。
この作品のメッセージを一言で表すなら
「現実逃避から目覚めよ」です。
巻末のおまけを読んでも
amazonのレビューを見ても
メッタ斬りにされた30代女子多数。
初めて読む際には、あながち死ぬ可能性すら否定できない…。
覚えのある方は、出血多量に注意!!
20代女子は、「東京タラレバ娘」を読むと
余りに恐ろしいので真剣に婚活しようとスイッチ入るそうよ!
基本的には東村アキコ先生らしい
鋭い切れ味のギャグが炸裂した漫画なのですが
その中身はなかなかにエグくてシリアス。
「ホラー」と評する人もいるくらい…
東京在住の33歳の独身3人娘。
ネットドラマの脚本家の倫子、ネイルサロンオーナーの香、
居酒屋を家族でやってる小雪。
この3人に、イケメンモデルのKEYやら
10代の脚本アシスタントのマミちゃんやら…
彼女達を巡る男性達(ダメンず?)も登場。
3人娘はみんなキレイで、そこそこお洒落で
仕事も持って自立している大人の女性…のはず。
にも関わらず!!
恋愛筋力が20代のままで増強されてない現実を
ずっと見ないふりをしてきたもんだから
いざ、本番になった時にはまるで恋愛筋力が効かず
しょっぱい選択をせざるを得ない。
久々にバッターボックスに立っても、全然打てない。
だから3人娘は、実の友達だったら絶対に止めたいレベルの
不倫・セカンド・一晩限りの関係に甘んじるキツい展開に…
それでも
「なにもないよりはマシ」と自らを納得させ(心を偽り)
今度こそ一発逆転して結婚できるかも!
という他力本願な願望を捨てきれず
幸せはどこかからやってくる☆と信じ、受け身のまま。
なので、男性ののほんの些細な言動から
ついつい妄想を膨らませてしまう。
そして、もんのすごっく前のめり気味に
「結婚?これはもう結婚までイケるのでは?」
と鼻息を荒くしてしまう様子は、面白いけどイタい。
結婚=幸せ、じゃないのにな…。
今は私も解脱したからこそそう思えるけど、
なかなかそう思えないタラレバ娘達の気持ちはとてもよく理解できます。
これ書いてて気付いたけど
好感度タレントさんが世間を騒がせている例の件も
恋愛筋力があったら、多分…
「この潮目はまだ判らんね。よっしゃ、男に待たせとけ」って、
様子見する余裕もあったはずだと思うんだよなぁ。
あのシチュエーションで、もしも殿方が本気だったら
待たせた方がさらにプラスに出ますし、
一時の気の迷いや虚言だったら、傷つかずに済みます。
待たせてマイナスな事は何一つないからです。
恋愛のタイミングって、
今だ!今を逃したらあかん!というのと
ここはひたすら待ちで様子見…というのと
両方必要ですよね。
いざという時、的確に掴めないと、難しいです。
こればかりは、やっぱり慣れるしかないなと思います。
(つづく)