「自分を知る」コンサル@ゆたりかです。
今月から始まった新しい日曜劇場、みなさん見てますか?
映画も原作も大好きな作品です。
ドラマ版もすごくいいですね^^
ヒロインのすずさんは、私思うに超LOVE脳女子でして、
ゆえに・・・受け入れる力が半端ないです。
どんな状況も柔らかく受け止め、幸せを見出せる力が彼女の最大の魅力です。
つまり、男性が求める「女性らしさ」の権化なんですね^^
で、今回は主役カップルが結婚後にはじめてのデートをするエピソード。
遠くから嫁いで来たばかりで、小姑の嫌味にもめげず(見事な鈍感力を発揮)
奮闘しているすずさんは、慣れない生活にストレス溜めて密かに10円ハゲを作ったりしてる。
全く愚痴や嘆きを言わず健気に頑張っている彼女を、夫の周作さんはよく見ていて
アイスクリームを食べたことがない、と言う彼女に特別にご馳走するシーン・・・
彼女の願望を叶えてあげる夫としての面目躍如なシーンなんですが
すずさんの驚き方、喜び方が本当に嬉しそうで可愛らしくって❤❤❤
いいなぁー!たまらないなー!と思いました。
物が溢れる現代、あそこまで有難味を感じること自体がなかなか難しいけれど・・・
夫が特別に二人の時間を作って憧れのアイスクリームを食べさせてくれたこと、
今日のことは絶対に忘れない、自分の心にだけしまっておくと伝えた
すずさんの言葉と態度は、周作さんのプライドをものすごく満たしたと思います^^
→彼の愛情がますます増しますね❤
すっごく参考になるなぁ〜と思いながら観ていました。
女子たるもの、あのスピリッツを毎回のデートで(結婚してからも)表現したいものですわ。
綴っていて気づいたんですけど
私も付き合いたての頃は似たようなセリフを自然に言えていたのに・・・
新鮮さが薄れてきていることに反省です。
キャリアとモテの両立を目指すゆたりかです。
札幌で婚活・恋愛のカウンセリングをしています。
現在、公開中の「美女と野獣」の実写版が大評判で
興行収入もすごいことになっていますが
ご覧になった方はいますか?
私にとって、アニメでもミュージカルでも思い入れが強い作品で
先月、ようやく映画館で観ることができました!
もともと、ジェンダーの問題が背景にある物語なんですけど
アニメ版から25年以上が経ち、さらに現代的な演出に^^
今回は特に、ヒロインのベルの、自由かつ主体的に行動する面が際立っていて
野獣の繊細さ、こじれっぷり(笑)も、よく描かれていると思います。
私、ベルのような女性って、現代の男性から見ても理想だと感じるのです。
美しい彼女は村一番のモテ男のプロポーズを断り続けていて
(彼の頭の中身がペラいから)
一見、賢いんだけど頑固な女性に見えなくもないんですけど
彼女が、他の女性たちのように結婚にさほど興味を示さないのは
自分の力で狭い世界の外に出てみたいからであって
決して男嫌いってわけじゃないんですよね。
そんな自分を理解してくれる男性に出会いたいと夢見ている。
彼女は自分の基準があるので、相容れない方にはスマートに境界線を引きますが
あたたかな優しさや包容力も十分に持ち合わせています。
醜い野獣の内面性を愛するベルは、アニメ版でも映画版でも、
物事の本質を見極められる女性として描かれています。
今回、彼女にはもう一歩進んだ魅力が演出されています。
「関わった人の素敵な部分を引き出す」という魅力です。
この点については、相手役の野獣のダン・スティーブンスが
とても深いキャラクター造形をしています。
ベルは窮屈で孤独を感じてはいても、自分らしく生きている人なので
獣の姿に人間性を閉じ込められ、失いつつある野獣は、彼女の生き方に触れることで
自分が本来持っていた財産に気づいて、人生の素晴らしさを取り戻していきます。
これって、女性の持つ魅力‥‥「be」系の魅力なんですよね。
ただ「在る」ことが最強で、女子のあり方に男性に惹かれるのが正しい構図ざます。
(「be系の魅力」とは?→→→過去記事をご覧ください)
聡明さ、優しさ、強さ‥‥内面の美しさが余すことなく外見に現れている
エマ・ワトソンのベルをぜひスクリーンでご覧いただきたい!!
婚活中の方、彼氏募集中の方には絶対に参考になると思います 🙂
私も、もう一度観たいなぁ❤️
キャリアとモテは両立できる❤️ゆたりかです。
札幌で婚活・キャリアカウンセリングをしています。
単発セッション(90分:特別価格15,000円)を受けてくださった方には
セッション結果をレポートにして差し上げています。
対・男性とのコミュニケーション方法なども具体的にお伝えしていますので
帰宅してもずっと見返せていいとご好評いただいております。
先日もセッション後のレポートを作っておりました。
※継続セッション受講の方は、期間中メールでやりとりさせていただいています。
彼がいらっしゃる方のご相談が続きました。
いない方は、婚活の方向性が見えず悩んでるケースが多いですが
いらっしゃる方はいらっしゃる方でまた、悩めますよね‥‥。
たとえば
*結婚話が進まない
*どうやったらもっと好かれて彼と仲良くなれるのか?
(連絡もマメにもらえて気遣ってもらえるのか)
*どこに気をつけたら誤解されずうまく言いたいことが伝わるのか?
*嫌われずに「NO」を伝えるにはどうすればいいのか?
などなど、ご相談いただいています。
私は恋愛のご相談も、ずっと何年間も無料で受けていた期間が長く
彼氏ができる、結婚が決まった‥‥etcの具体的な結果を受けて有料化しております。
女性が幸せに生きるには、愛に満たされていることが必要です。
今後もお役に立てるよう、精進します!
話は変わり
先日、「彼らが本気で編むときは、」という映画を観てきまして
女性の持つ内面的な美を体現している生田斗真さんの演技に感銘を受けました。
前述したお悩みでいくと
「女性として大切にされる」ことにも鍵があるかと思いますが
生田斗真演じるリンコは、パートナー(桐谷健二)に女性として心から愛されています。
付き合うきっかけは、リンコが彼の母親を献身的に介護して沐浴後に身体を拭く姿を見て
彼が一目惚れしたからでした。
この時の生田斗真の丁寧な動きと表情が女性らしい美しさに溢れていていて
(筋肉ムキっとしてるのにね)惚れ惚れしてしまいました。
リンコは美しい愛を常に周囲に放出している点で
真の女性です。
桐谷健二演じるマキオが何度も「リンコさんは女性です」と
いうシーンがあるんですけど、気持ちがわかる。
いつも気持ちよくきれいに装うことはもちろん
栄養バランスがとれた心のこもったお弁当や毎日の手料理
センスよく、常に整理整頓された快適な部屋を保つこと
仕事でも、繊細な気遣いと優しさで人に接します。
たとえ、それが異形だと揶揄されたり差別されることがあっても、貫く強さがあります。
傷ついて涙を流しても卑屈にはならず、一風変わった自分の運命も受け入れているからこそ
自然体で生きている彼女のすべてを、パートナーは守り、受け入れています。
パートナーシップの描かれ方がすごく素敵でした。
この 映画を観て、女に生まれて本当によかったと改めて感じました。
自分の努力次第でもっともっと、美しくなることはできる。
愛情を循環できる女性は、美しさに際限がないなぁとしみじみ 😉
リンコが、自分の運命を呪って呪って
不当に傷つけられたと世間を恨んでいたら
マキオとは絶対に出会っていないだろうね。
婚活してたら、思うような殿方と出会えなくって凹むことがあるけれど
どうか、そのことを自分の中で一度昇華させて変換して
関わるすべての人へまっさらな気持ちで愛を出し続けてほしい(でも、無理はダメよ!)
私もそうだったんですけど
頭ではわかってても、気持ちが沈んでたり傷ついてたりすると難しいですよね‥‥
カウンセリングでお手伝いできればと思っています。
30代からの先が見えない不安な婚活を卒業して
自分らしい愛とキャリアの幸せなマリアージュを!
札幌で婚活・キャリアカウンセリングをしている
ワークラブバランス・コンサルタント ゆたりかです。
みなさんは、映画はお好きですか?
私はジブリアニメから、ミニシアター系まで守備範囲が広め。
映画館で観るのが好きなので、年に8回位はいくでしょうか。
そういえば
映画デートって、けっこうする機会が多いと思うんですが
今回ご紹介するのは、一緒に観る人をかなり選ぶ作品です。
今年のカンヌ映画祭で審査員賞を受賞した「ロブスター」
さすが、観た後に呆然とするすごい映画だった‥‥
前半は「婚活・バトルロワイヤル」
後半は「安部公房+谷崎潤一郎」
どういう話かというと‥‥
舞台は、近未来のヨーロッパっぽい某所。
そこでは、「街」に住めるのはカップルのみ。
独身者は、強制的に婚活ホテルに収監され、死ぬ気で婚活をした後
パートナーが見つからなければ、動物に変えられ「森」に放たれる。
※変容すると魂はなくなるらしいので、人としての死を意味します。
つまり「死にたくなければ結婚しろ」(((( ;゚д゚)))
この「森」には、動物以外にもホテルを脱走した独身者が潜伏してて
45日間婚活中の男女が、潜伏している独身者を狩る。
麻酔銃で独身者を捕獲した婚活者には、
1人につき1日の猶予期間が与えられるというシュールな世界。
ヤバい‥‥
私、間違いなく動物に変えられるではないか(笑)!
でね、あまりのキテレツ設定に
なんでこーなんの?と考えながら観ていたら
どうやら「愛」を描こうとしているらしいと思い当たる。
主人公のデヴィッド(40歳)は、好きでも無い女性との恐怖の結婚に
耐えられず、森に潜伏してる独身者のコミュニティに入るのね。
そこは、独り者には安息の地と思いきや!
「リア充禁止」「恋愛=死」
「非モテを人間扱いしない社会をぶっ潰す!」
これまた、極端に反動的なの‥‥
しかし、そんな状況下で主人公は本当の恋に落ちてしまう。
禁じられているからこそ
二人のコミュニケーションはどんどん純化していって
四十路とは思えないほどピュアではないか!!
そして、罰せられることになる二人は
それでも恋を貫こうとする‥‥
こういうとロマンティックだけど、映像はあくまでシュールで
ラストも、観客に委ねられるから、想像するしか無い。
管理下に置かれた状況では
いくら「その生き方が正しい」「幸福」だと説かれても
どうしても結婚へ心が動かないデヴィッドなのに
いざ、本気で好きな女性に出会ったら、
死ななくてはならないほどのタブーになってしまうという‥‥
この不条理さったら、ないわよね。
私の感想としては
結婚が国家戦略に組み込まれたら怖いなー。
子供を産み育てることだけを切り取ったら、
モロに国家の利益に直結だものね。
(ちなみに、映画では同性婚も認められてるので「育てる」機能が必要らしい)
あとは
「ロブスター」は、デヴィッドがなりたいと希望する生き物なの。
ほぼ、不老不死。
ひとりで、誰にも気づかれず120年の時を重ねて海の底にいたい。
当初、彼が選ぶ人生の比喩だと思う。
一方の独身コミュニティでは、
リーダーがいつも
「自分の墓は自分で掘れ!
死んだ後に誰かが土をかけてくれると思うな。
犬に食われて迷惑をかける前に落とし前をつけろ」ってゲキを飛ばすの。
つまりは
一人でずっと生きることは自由で気楽な分、
一緒に生きる人も
自分の死を看取る人もいないってこと。
いろいろ考えさせられました。
ひとりで気楽に生きる独身生活も楽しいし(←自由が楽しいのよね)
ひとりで死ぬのも寂しくてイヤ。
恥ずかしながらまだ、この狭間で漂っている気がする‥‥。
しかるべき時に、ちゃんと決断できますように。
30代からの先が見えない不安な婚活を卒業して
自分らしい愛とキャリアの幸せなマリアージュを!
札幌で婚活・キャリアカウンセリングをしている
ワークラブバランス・コンサルタント ゆたりかです。
“キャリアウーマン&ワーママ号泣必至”
そんな噂を聞きつけ
そりゃアナタ!この仕事やってたら観ない訳にはいかん!と
「マイ・インターン」を会社帰り、最終日に観てきました。
高い前評判の通り
ハートフルでありながらもシリアスになり過ぎない
実に硬軟のバランスがとれた良作です。
1年あまりで急成長したアパレルネットショップのCEOが
アン・ハサウェイ演じる、ヒロインのジュールズ(30歳)。
その若い会社に、退職後のシニア・インターンとして
入社するのがロバート・デニーロ演じる、ベン(70歳)。
このベンが、すっごく素敵なの〜…♡←当然モテモテ
いい男のエッセンスが全て注入されている!!
日々、猛烈に働くジュールズは5歳の女の子のお母さん。
若く美しく、仕事と家庭の両方を手に入れた彼女は
全てを背負い込み、いっぱいいっぱいで今にも溢れそう。
当初、老人なんて嫌いなんだYO!と突っ張った風情だったのが
ベンのさりげなく的確なサポートで、ジュールズの心も溶け
年代を超えた絆が生まれていきます。この友情が見どころ!
ファッションやロケーションも素敵で楽しめます☆
…というのが全体の感想ですが
ワークラブバランス・コンサルタントとして
この映画の一番のツボは
ロールモデルとして世の同性の後輩たちから
文句なしに羨望される存在であろうジュールズの
女性ならではの罪悪感と恐怖なのです。
(以下、ネタばれがあるので気になる方は読まないよう!)
女性ならではの罪悪感とは…
まだまだ上り調子で将来を嘱望されていた夫(IT会社勤務)は
ジュールズがやりたい事業に専念できるようにと
自らキャリアを断念し、イクメンとして家庭に入りました。
ジュールズとしては気になっています。
(これが性別が逆だったら?と考えると、ここまでは気にしないよねー)
それで本当によかったのだろうか?
彼のキャリアを犠牲にしてはいないだろうか。
会社が急成長して忙しいあまり、
妻の役割が疎かになっていて夫婦の時間を持てていない。
娘のケアも夫の負担が大きすぎるのでは。
家にいる時間をもっととらなくては・・・。
そう思い、仕事の負担を減らすためにも外部からCCOを
招聘しようとするのですが、そのせいで更に多忙に。
その最中、皮肉にも夫に浮気をされてしまうのです。
そしてそのことを、部下のベンは偶然知ってしまいます。
ジュールズとベンが出張する時、二人は初めて
この話題について触れることになります。
その時のジュールズの語りが実に秀逸でした。
「私は捨てられて離婚することになると思う。
そしたらきっと彼は再婚するわ!!
もし、娘もそっちに行ったら・・・
私は一人で死んで誰にも看取られず
共同墓地へ埋められるのよ!!」
そう叫んでわんわん号泣するのです。
この、一気にホップステップジャンプな構造・・・
どこかで見たことが!!
そうです!
この恐怖…これこそ婚活中の方には他人事ではない!
「無縁仏一直線」
※最近このブログを読み始めた方はぜひ、下線部リンク参照
一人暮らしの独身女性が抱える孤独と全く同じ!
まさか…CEOなあなた様まで?←一気にシンパシー
ちなみに今回の二人の出張、移動はファーストクラス、
使用ホテルはスイートルームな訳ですよ。
「さすが稼ぐぜ!」というシチュエーションを揃えながらも
「無縁仏一直線」の妄想だけで
これほどまでに完膚無く打ちのめされる女子の現実よ!!
つくづく、女性にとっては
仕事も夫も子供もお金も、すべて手に入れても
どうバランスを取ってうまく維持していくか?の方が
大変かつ重要なんだと思わずにはいられなかったです。
「あるだけでは満たされない」のですよね。
あるだけではなく、どう統合していくかです。
だから女性は、状況によってはキャリアをダウンサイジング
することも厭わなかったりします。
どうバランスとっていくかは、常に葛藤がありますよね…
私は、そこらへんでモヤモヤしている方のサポートをしたい。
この映画では、ベンが誠意と友愛の精神で上司のサポートをしています。
ただ、職務を全うするだけじゃなくってね。
働く女性には、こういう支えがどれだけ嬉しいか(;;)!
こういう「職責」を作りたいとすら思ったわよ。
高齢化社会での人材活用術として極めて有効ではないかしら。
結果的に、夫は心から謝罪して大円団で終わります。
が、あのままジュールズがやさぐれて、会社はお陀仏。
さらに家庭崩壊になるバッドエンドも現実には在り得る訳で。
今回の件は、男性のプライドが傷ついた故に起きています。
主婦業も仕事ですが、なかなか評価されづらいですよね。
仕事での評価が、男性のプライドの維持には不可欠なので
その評価分を他の手段で意識的に補う必要があるのです。
私だったら…どーすっかなぁー…
表:家事労働を言葉でも行動でもとことん労う。感謝する。
彼の次のキャリアの為にガンガン投資する。
裏:ブログでは書けないので興味のある方は聞いて下さい(笑)
でも、実際にできるかとなったら…難しいわよ!!
既婚か独身か子供がいるかいないか…
たとえ立場が違っても、仕事を続けていきたい女性なら
「ぜんぶ諦めたくない」のは共通していますよね。
大変なこともあるけど、自分なりのバランスとっていこう 😀 !
私は、そう思えました。
男性でも女性でも年代を問わず共感ポイントが
あると思いますので、見逃した方は、ぜひDVDでも
「マイ・インターン」ご覧になってみて下さいね ☆